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「もっとよくボールを見て」
「最短距離でバットを振れ」
「ほら、タイミングが遅れている」

バッティングセンターに行くとよく見る風景です。
親子で来ていて、息子が打っている後ろで、お父さんがガミガミと一球ごとに注意しています。


息子は初めは打てているのに、だんだん萎縮していき、空振りや当たり損ねが増えて、そのたびにお父さんにガミガミ言われています。


こういう風景を見ると残念な気持ちになります。


いろいろと言いたい気持ちは分かりますが、やっている間にいろいろ言われて上手くなっている子供を見たことはありません。


の考えでは、初心者レベルの子供に教えることは、2つぐらいしかないと思っています。
それは、
「バットの握り方」そして、「バックスイング」です。


その他の事はバットを振っていくごとに自然と覚えていくことです。
子供は身体が柔らかいし、感性も優れています。
たくさんの事を意識させて混乱させるよりも、自分の感覚に集中することを教えて、1球ごとに工夫する事を教えるのがいいと思います。


ただ、バットの握り方は教えるべきだと思います。
前回書いたように小指に力を入れ絞るように握るのが大事です。


バットと自分の接点は全ての「基点」です。
そこが間違っていると、身体の力を発揮できません。
工夫しても身体の力を一つにまとめる事ができなくなります。


バッティングの要点はただ一つで、ボールにバットが当たる瞬間に自分の力がすべてボールに伝わるように力を一つにまとめることです。


小指に力を入れて握らないとバットに力が伝わっていかないのです。
身体の構造がそうなっているのです。


当は握りかただけでもいいぐらいですが、もうひとつ言うとしたら、「ためを作る」ことです。
「バックスイング」のことです。

力を一つにまとめるには、タイミングが必要です。
そのために「ため」が要ります。


でも本当は「握り方」をしっかり理解していれば「ため」は自然と生まれてきます。
身体がそういう風にできているのです。

反対に握り方を理解できない人には、バックスイングをしっかり取るように指導すると小指に力を入れるコツがつかみやすいかもしれません。


ろいろ書きましたが、ここで言いたい事は、子供は伸び伸びとさせて、自分で成長する可能性を信じて見守る方が上達が速いということです。

身体が一つにまとまって、力が一つにまとまっていないと、全力が発揮できません。
そのためには、心が集中している必要があります。


後ろからガミガミいうことや、注意することがその集中をどれだけ邪魔しているか想像して欲しいものです。


後ろから注意されている子供は、ボールに集中しているのじゃなく、お父さんに集中しています。
だから打てないのです。


体師の私がなぜこんなことを言うのかというと、身体が一つにまとまって全力を発揮できない状態が続くと、身体に不調が出てくるからです。

私の整体は、身体を真っすぐにするというよりも、力の偏りをなくし一つにまとまることを目的としています。
力の偏りこそが不調の原因と考えているからです。


人がなにかを工夫して、集中しているときは、身体は一つにまとまっています。
そうなるように導いた方が、何事も上達が早いと思いませんか。


バッティングセンターに行っていつも思う事です。


PS
最近はバッティングセンターへは行っていません。
手への負担が大きく、施術の時の感覚が鈍るからです。
野球好きの私には少しつらいですが、しかたないですね。
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プロフィール

tamon

Author:tamon
整体師首藤多聞の個人ブログ。
茨木市しゅとう整体非公式ブログ
一介の整体師として思っていることをつらつらと書いています
興味のあること、
野口整体、背骨、筋肉、心と身体の関係。
人間を理解するのに、身体というアプローチの方法がある事を教えてくれた整体の考え方に感謝、感激している毎日です。

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