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身体緩むことができると緊張することもできます。
ですが、緩むことは難しいものです。

緊張している時に、意識して緩もうとしてもなかなか緩められないのが人間です。

そういう時は身体を動かすのが良いやり方です。

よくあるものとしては、首を回すとか肩を動かすというやり方です。
漫画などで、よく肩を「コキコキ」と鳴らして緊張をほぐしている、そういうイメージです。

緊張している時、身体が固くなっている時にまず緩めたいところが、肩、首です。
首や手首、足首といった本来柔らかく動くべき所は、緊張している時にはつい固めてしまいます。

手首は特に重要で、手のひらや指に力が入っていても手首は固くなります。
手首が固くなっている時は、必ず肩にも力が入っています。

肩の力を抜くには、力の入った肩をさらに力ませて、ぎゅーっと上げて、一気に力を抜いて肩を落とすという方法がありますが、手の指、手のひら、手首をまずほぐしてからやるとより効果があります。

さて、力んでいる時は肩や手、首に力が入っていますが、実がそれが問題の種です。
身体の上部に力が入っていると、胸が縮んで呼吸が浅くなります。それに視野も狭くなります。

反対に上部の力みが抜けて、足腰が適度に充実していると、呼吸が深くなり、姿勢も良くなり視野が広がります。

身体を緩めるといっても全部の力を抜くわけではありません。
上部の力が抜けて、足腰がしっかりしている状態が理想です。
この状態を上虚下実と言います。
人間の身体は構造上、上半身の力が抜けると、骨盤内部に力が集まり、足腰がしっかりするようにできています。

人間にとって悪い力み方、能力を発揮できないような力み方とは、手や肩に力を入れることなのです。


昔の日本では、芸事や仕事をする時、また最近でも野球などでは、手で打つな、手先でやるな、腰でやりなさいと言われたものです。
これは、腰で動作をするような動き方を身に付けるとその人のもっている能力を十全に発揮できるようになるからです。

しかし、上虚下実を身に付けるのはかなり難しいです。
それは、現代では「腰で何々をやる」と言う風にあまり言われなくなっていることと、パソコンなどで、手や肩が力みやすい環境が多いからです。

それに人間は不思議なもので、意識して上虚下実を身に付けようとしても難しいのに、何かに夢中になって集中している時は、自然と上虚下実になっていたりします。嫌々作業している時ではなく、好きなことや夢中になれることをしているときです。
ですがその時は上虚下実でも、身に付いていない人は、嫌なことをしたりするとすぐに戻ってしまいます。

一つの道を究めたような人は上虚下実を身に付けています。
一度身に付けてしまうと、嫌なことをやらなければならない時や、大変なことをやる場面でも「うんっ」と腹に力を入れて受け止めることができます。
いわゆる「腹のある人」です。
この言葉も最近は聞かなくなりました。(って何歳やねん!って自分で突っ込んでしまいますが)

整体では、できるだけ上虚下実の状態を作るお手伝いをするのが目的の一つです。
そのために施術をしたり、力の抜き方などのアドバイスをしています。

力の抜き方のコツについてもいずれ書いていきたいと思います。
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プロフィール

tamon

Author:tamon
整体師首藤多聞の個人ブログ。
茨木市しゅとう整体非公式ブログ
一介の整体師として思っていることをつらつらと書いています
興味のあること、
野口整体、背骨、筋肉、心と身体の関係。
人間を理解するのに、身体というアプローチの方法がある事を教えてくれた整体の考え方に感謝、感激している毎日です。

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