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お箸を持つ時、お茶碗を持つ時、
包丁を持つ時、
バットを握る時、
ラケットを握る時、

ものを持つ時、握る時に参考になる格言があります。


「足は親指、手は小指」


足の親指、手の小指、両方とも力を入れるべき所、
あるいは、力が集まるべき所とも言えます。



「手は小指」について考えてみましょう。


武術や整体では、手の小指は腰に繋がっていると言われます。


宮本武蔵の「五輪書」に刀の持ち方が書かれています。

『太刀の持ち方は、親指と人差し指をやや浮かすような心持ちとし、中指はしめずゆるめず、薬指と小指をしめるようにして持つのである。手の内にゆるみがあるのは良くない。……能々心得べきものである。』


この持ち方は、テニス、野球、ゴルフなど手に持ってスウィングするようなスポーツをやった事のある人にはおなじみのものです。

なにか棒のようなものを持って振り回す時には、小指で引っ掛けるように持つと身体の一部のように扱いやすくなります。
実際にやってみると分かります。
振り抜きやすくなります。


反対に親指や人差し指に力をいれるように持つとどうなるでしょう。
肩に力が入りやすくなります。
腰が伸びずに力みやすくなり、野球やテニスでよく言われる「手打ち」になりがちです。


うやら人間の身体はそういう構造になっているようです。
小指に力を入れて持つと、腰とつながり、腰が伸び、視野が広くなるのに対し、
親指側に力を入れて持つと、肩や首に力が入り、腰が丸まってきます。
そのままスウィングすると、かっこわるい「手打ち」になってしまいます。


自分の身体に敏感になってくると、物の持ち方一つで身体のバランスが変わってくることに気付くようになります。
そして恐ろしいことには、持ち方を間違えると力みを抜こうと思っても抜けないのです。



野球を例にすると、

親指に力を入れてバットを持って、いざ、肩の力を抜き、手打ちにならないように腰で打とうとしても、
身体が一つにまとまらずにバラバラになってしまいます。

小指に力を入れて持つと、
特になにも意識していないのに力が身体の中心である腰に集まり、身体が一つにまとまったスウィングができてしまいます。



お箸の持ち方でも同様です。

お箸の使い方が下手な人を観察すると、やはりほとんどの人は親指に変な力が入っています。
お箸に直接触れるのは、親指、人差し指、中指なので、力が入りやすいのだと思われます。

お箸を持つときは、使わない小指、薬指に力が集まっている必要があります。
小指に力を入れ、腰と繋げると、その他の指がフリーになってきます。
そしてやわらかくお箸を持つとお箸を上手に使えます。


小指を締めることを体感するのにいい方法があります。
まず手のひらを上に向けます。
そしてお箸でも鉛筆でも何でも良いので、指の付け根の関節の辺りに当てます。
小指から順に薬指、中指と握っていくと、人差し指と親指がフリーになって伸びていると思います。
手でピストルを作る時の形ですね。
この握り方が、腰と手をつなげる握り方です。



て、問題は「持ち方」を間違えると意識して力を抜こうとしても難しいということです。
持ち方をやかましく言われる理由はこのへんにありそうです。

持ち方を間違えると努力しても上手くいかないこともあります。
そんな光景をよく見るのがバッティングセンターです。


続きは次回です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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プロフィール

tamon

Author:tamon
整体師首藤多聞の個人ブログ。
茨木市しゅとう整体非公式ブログ
一介の整体師として思っていることをつらつらと書いています
興味のあること、
野口整体、背骨、筋肉、心と身体の関係。
人間を理解するのに、身体というアプローチの方法がある事を教えてくれた整体の考え方に感謝、感激している毎日です。

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