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最近は、パソコンのキーボードやマウス操作によって、手首を強張らせている人が多いようです。

手首という処は、本来とても繊細な動きが要求されるところです。

手先の不器用な人は大概、手首が力んでいます。
また、手首が力んでいると、指にも余計な力が入ってしまいます。

指の固い人というのは、頭の固い人が多いのです。
というのも、手の力みは頭の血行と関係が深いからです。
頭の血が巡らないような感じのする人、頭に血が上って降りないように感じる人は、手首を緩めるとすうっと血が巡るように感じます。

また、片方の手首だけが力んでいると、首が曲がってきます。
そうなると、身体の歪みに自分で気付かない、ということも起こってきます。

パソコンだけでなく、スポーツ等では、
片方の手だけを特に使うスポーツ、テニス、卓球、バドミントン、また、野球、ゴルフ等のスウィング系も手首に負担がかかりやすいです。


さて、手首の緩め方です。
まず、手首をぶらぶらさせます。
ぶらぶらさせるごとに指の力が抜けていきます。
指の力が抜けるごとに手首の力も抜けていきます。

ある程度力が抜けたら、今度は手を縦に振ってみましょう。
手のひらが、自分から見て縦になるようにして、ひじと手首の中間の辺りをもう片方の手で掴みます。
そして縦に振ってみるのです。
手首が緩んでいたら、腕の中の2本の骨が動くのが分かると思います。
この場合も指の力を抜くと上手くいきます。
最後に親指を軽く引っ張ります。
親指を引っ張ることによって手首が締まってきます。
手首が締まると指が良く動くようになります。

この運動は指の力の偏りをリセットさせる効用があります。
手首が強張るというのは、指の力の入れ方が偏るということでもあるのです。

さて、緩める時に少しコツがあります。
それは、手をぶらぶらさせると、緩む緩むとさらにぶらぶらしやすくなる。
という循環を意識することです。
できなくても、そのようにイメージするだけでも構いません。
慣れると、指の付け根の骨も緩んで動いてくるのが意識できるようになります。

休憩時間や、眠る前などに手首を緩めるとよりリラックスできるでしょう。
携帯のメールを打った後もやってみて下さい。親指に力が偏っていますよ。
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身体は分離しているものではありません。
多くの人は、「=頭」そして身体があると考えていると思いますが、
私は「身体」、そして頭(知識)があるというイメージで人を観ています。

どういうことか、例として緊張している時にリラックスする方法を取り上げてみます。

身体が分離しているのだとしたら、(=頭と仮定したら)、緊張している身体に頭で「リラックスせよ」命令すればリラックスできると思われます。

しかし、緊張している場面で(たとえば人前で何かを発表するなど)、自分に「リラックス、リラックス」と言い聞かせても、より緊張してしまうことがほとんどです。

意思の力で、「身体」に命令しても、反発が起こります。

では、どうするか、
心=身体なら身体を動かしてみるのが一つの方法です。
肩を動かす、首を回してみる、深呼吸してみる、手首をプラプラさせる、直接身体をほぐそうとすると緊張していることに気付いて、身体が緩みやすくなります。

もう一つの方法は、気分が緩むような事を思い浮かべるのです。
空想するのです。
楽しいこと、好きな事をしている時、人の身体は肩に力みがなく、下腹に弾力があります。
不思議なことに、楽しいこと、好きなことを想像する(思い浮かべる)だけで人の身体はそうなります。
何かを発表する時ならば、それが成功している場面を思い浮かべてもいいでしょう。

しかし、緊張している場面でそういうことを想像するのが難しいのは確かです。
「それができたら苦労せんわっ」と思われるでしょう。

緊張している時は、息を詰めているので、まず身体を動かして、息をふっと抜くと楽しいことなどを想像しやすくなります。
このふっと息を抜くことが大事で、一度力を抜くと人は集中力が増します。

少し話がそれましたが、今回言いたいことは、緊張している場面で、頭で「リラックス」という概念を取り出して実行しようとしても上手くいかないということです。
やはり人間も動物ですので、身体が動くから心が動く、心が動くから身体が動くのです

ところで、最近はスポーツ界などでも、身体を緩める事などが言われることが多くなりました。
でも、緩むと良いんだと思って、「緩め緩め」と身体に命令するとどんどん固くなります。
誰でも、命令されるのは嫌なものです。

やはり、心を無視して緩む事をやろうとしても無理があります。
私は踊りの練習に立ち合うことも多いのですが、「もっと柔らかく」とか「もっとメリハリをつけて」というような言い方をしている人がいると、逆効果なのにな、と思ってしまいます。

聞いている人が柔らかい動作をイメージしやすいように教えなければ意味がありませんね。

そして、それは私の課題でもあります。
柔らかいのが良いのだとしても、「柔らかい」ということが心で分からなければ、意味がありません。
反対に頭で作った「柔らかい」を身体に強いると、身体の調子が悪くなることさえあります。
力んで力んで力みきった末に、柔らかさを知ることもあります。

一つ言えることは、柔らかいということは、弾力があるということです。
緩む」と「たるむ」は違うということです。
ホントにリラックスすると身体が一つにまとまったように感じます。

この一つにまとまるということについても書いていこうと思います。

春ですねえ。
と言ってもまだ寒いし2月じゃないか、と思うかもしれません。

暦の上では、立春は過ぎましたが、2月といえばまだ冬という認識だと思います。
ですが、人の身体を見ていると、身体はそろそろ春の身体になる準備を始めています。

春になると身体は緩んできます。
骨盤が開いてきます。

冬の間は寒さのために骨盤は固く閉じています。
ちょうど植物が、冬の間栄養を溜めているかのようです。
春になると芽が出てくるように、固く閉じていた骨盤が緩み出して開いて来ようとします。

骨盤が開いてくると気も緩むためになんだかウキウキしてきたりします。
骨盤が動いてくるために生殖器の働きもよくなり、春は恋の季節だと言われたりもします。
また、骨盤が開くと頭がボーっとして細かい事が考えられなくなったりもします。

人間の身体も天候や季節と一緒に動いているというわけです。
春の訪れとともにスムーズに骨盤が緩むことができると良いのですが、骨盤が強張っていたり、歪みがある人は、緩むことがスムーズに行われない時があります。
頭を使いすぎている人や、気が休まる機会が少ない人も緩みにくくなります。

季節とともに身体は緩むことを要求しているのに、その波にスムーズに乗れないのです。
そういう時には、腰痛や、肩甲骨周りの凝りなどが出てきやすくなります。
春に多いのは、頭がスムーズに緩まないために花粉症になったり頭に血が上り過ぎて怒りっぽくなったりすることです。
(花粉症は整体では、頭が緩まないのを緩めようとするために出てくると解釈しています。)

これらは、緩んでいないところが「緩みたい」「動きたい」というサインなのでそのこと自体は悪いことではありません。
一番大事なことは、スムーズに緩んでやる環境を作ってやることです。
症状は、緩もうとする身体の訴えなので、それを否定したり、止めることはあまり良くありません。
(もちろん、急激な痛みなどの場合は別です)

緩むためには、「気」が緩むことが大切です。
簡単に言えば、「ほっ」と一息付くということです。
症状に対して戦おうとすると、気が休まらないのでかえって逆効果の時もあります。
痛みが出たら、「ちょっと頑張りすぎていたな」、とか「食べ過ぎていたな」などと思って、痛い処に手を当てて「ご苦労さん」と言ってやるぐらいの気持ちだと緩みがスムーズに行われます。


温かくなったり、寒くなったりしながら春になっていくわけですが、温かくなると身体が緩む、寒くなると身体が緊張する、「緩み」と「緊張」を繰り返しながら、徐々に身体をほぐしながら春の身体になっていきます。

季節の変化とともに、身体の変化も楽しめるようになったら、より季節を深く味わうことができるかもしれませんね。


背骨が真っすぐの人はいない。
背骨が一番真っすぐになるのは、人が死んだ時だ。

人が行動するとき、左右対称を保ったまま行動することはできない。
必ず身体に歪みや捩れを作って行動する。

筋肉に弾力のある人は、歪みや捩れを大きく作れる。
そして、スムーズに元に戻る。

筋肉に弾力のある人は、力む事も、緩む事も上手い。

筋肉の力みがまるでなくなった時、骨格は重力に沿った一番無理のない形に治まる。

骨格や背骨の歪みを作るのは、筋肉の強張りだ。

筋肉の強張りは何故起こるのか。
内蔵の疲れ。
労働、運動に因る筋肉の疲労。
急激な圧力がかかり、そのショックによる強張り。(交通事故、落下など)
心理的なストレスから身を守るための強張り。
感情が上手く発散できないことにより、エネルギーが内にこもることによる力み
など。

施術によって、直接筋肉を緩めてやっても、
自分の独自のリラックス方法によってリラックスしても、
ストレスを発散することによっても、
心理的なわだかまりを取り除いてやっても、
泣いても、笑っても、温泉に入っても(温める)
筋肉は緩む

力んだ筋肉はそのまま力むことはできない。
一度緩まなければ、力むことはできない。
しかし、力んでいる時に、更に力むようにすると緩むこともある。
面白いものだ。

骨格の歪みは、
骨自体の損傷が理由でなければ、
筋肉の強張りの原因となっている要因を取り除いてやれば、元に戻るはずだ。
緩むことは難しい。

筋肉が緩んで、気が下に沈み、心もリラックスしている時が一番その人の能力を発揮できると頭で分かっていても、実際に緩むことは何より難しい事だ。

緩むことは身体で分からないとできない。
心で分からないとできない。
頭で、「緩むんだ」と言っている間は、緩み方を知らないと言える。

何故なら、人の心と身体の構造は人それぞれ違うのだから、緩み方は一つではないからだ。

緩むという到達点は一つだけど、そこに至る方法は人それぞれの身体の特徴や、心の癖を知らないと、「緩む、緩む」と意識するあまり、固くなるということもありうる。


緩むには心が本当の意味でリラックスしないと緩まない。

なぜリラックスできないか。

自信がないから、焦りがあるから、弱いから、見栄を張ってしまうから・・・。
色々ある。

だから、緩むと自分は生まれ変わると思っている人は本当には緩まない。
緩むと変わるんじゃなくて、今の自分を受け入れた時に人は、本当に緩む。

でも、色々工夫して、鍛えて、七転八倒してやっと人は自分を受け入れるのだとも思う。

じゃあ、緩むと良いなどと言わなければいいと思うかも知れない。

緩むというのは、方向性のことだ。
力んでいたら、ふと心を静めて「いかん、いかん」と思うために、緩むという事が良いと言うのだ。

心が緩むために、身体を使い、身体が緩むために、心を使う。
心と身体の関係を知ることも、緩むためには必要だ。



プロフィール

tamon

Author:tamon
整体師首藤多聞の個人ブログ。
茨木市しゅとう整体非公式ブログ
一介の整体師として思っていることをつらつらと書いています
興味のあること、
野口整体、背骨、筋肉、心と身体の関係。
人間を理解するのに、身体というアプローチの方法がある事を教えてくれた整体の考え方に感謝、感激している毎日です。

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