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身体は分離しているものではありません。
多くの人は、「=頭」そして身体があると考えていると思いますが、
私は「身体」、そして頭(知識)があるというイメージで人を観ています。

どういうことか、例として緊張している時にリラックスする方法を取り上げてみます。

身体が分離しているのだとしたら、(=頭と仮定したら)、緊張している身体に頭で「リラックスせよ」命令すればリラックスできると思われます。

しかし、緊張している場面で(たとえば人前で何かを発表するなど)、自分に「リラックス、リラックス」と言い聞かせても、より緊張してしまうことがほとんどです。

意思の力で、「身体」に命令しても、反発が起こります。

では、どうするか、
心=身体なら身体を動かしてみるのが一つの方法です。
肩を動かす、首を回してみる、深呼吸してみる、手首をプラプラさせる、直接身体をほぐそうとすると緊張していることに気付いて、身体が緩みやすくなります。

もう一つの方法は、気分が緩むような事を思い浮かべるのです。
空想するのです。
楽しいこと、好きな事をしている時、人の身体は肩に力みがなく、下腹に弾力があります。
不思議なことに、楽しいこと、好きなことを想像する(思い浮かべる)だけで人の身体はそうなります。
何かを発表する時ならば、それが成功している場面を思い浮かべてもいいでしょう。

しかし、緊張している場面でそういうことを想像するのが難しいのは確かです。
「それができたら苦労せんわっ」と思われるでしょう。

緊張している時は、息を詰めているので、まず身体を動かして、息をふっと抜くと楽しいことなどを想像しやすくなります。
このふっと息を抜くことが大事で、一度力を抜くと人は集中力が増します。

少し話がそれましたが、今回言いたいことは、緊張している場面で、頭で「リラックス」という概念を取り出して実行しようとしても上手くいかないということです。
やはり人間も動物ですので、身体が動くから心が動く、心が動くから身体が動くのです

ところで、最近はスポーツ界などでも、身体を緩める事などが言われることが多くなりました。
でも、緩むと良いんだと思って、「緩め緩め」と身体に命令するとどんどん固くなります。
誰でも、命令されるのは嫌なものです。

やはり、心を無視して緩む事をやろうとしても無理があります。
私は踊りの練習に立ち合うことも多いのですが、「もっと柔らかく」とか「もっとメリハリをつけて」というような言い方をしている人がいると、逆効果なのにな、と思ってしまいます。

聞いている人が柔らかい動作をイメージしやすいように教えなければ意味がありませんね。

そして、それは私の課題でもあります。
柔らかいのが良いのだとしても、「柔らかい」ということが心で分からなければ、意味がありません。
反対に頭で作った「柔らかい」を身体に強いると、身体の調子が悪くなることさえあります。
力んで力んで力みきった末に、柔らかさを知ることもあります。

一つ言えることは、柔らかいということは、弾力があるということです。
緩む」と「たるむ」は違うということです。
ホントにリラックスすると身体が一つにまとまったように感じます。

この一つにまとまるということについても書いていこうと思います。

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春ですねえ。
と言ってもまだ寒いし2月じゃないか、と思うかもしれません。

暦の上では、立春は過ぎましたが、2月といえばまだ冬という認識だと思います。
ですが、人の身体を見ていると、身体はそろそろ春の身体になる準備を始めています。

春になると身体は緩んできます。
骨盤が開いてきます。

冬の間は寒さのために骨盤は固く閉じています。
ちょうど植物が、冬の間栄養を溜めているかのようです。
春になると芽が出てくるように、固く閉じていた骨盤が緩み出して開いて来ようとします。

骨盤が開いてくると気も緩むためになんだかウキウキしてきたりします。
骨盤が動いてくるために生殖器の働きもよくなり、春は恋の季節だと言われたりもします。
また、骨盤が開くと頭がボーっとして細かい事が考えられなくなったりもします。

人間の身体も天候や季節と一緒に動いているというわけです。
春の訪れとともにスムーズに骨盤が緩むことができると良いのですが、骨盤が強張っていたり、歪みがある人は、緩むことがスムーズに行われない時があります。
頭を使いすぎている人や、気が休まる機会が少ない人も緩みにくくなります。

季節とともに身体は緩むことを要求しているのに、その波にスムーズに乗れないのです。
そういう時には、腰痛や、肩甲骨周りの凝りなどが出てきやすくなります。
春に多いのは、頭がスムーズに緩まないために花粉症になったり頭に血が上り過ぎて怒りっぽくなったりすることです。
(花粉症は整体では、頭が緩まないのを緩めようとするために出てくると解釈しています。)

これらは、緩んでいないところが「緩みたい」「動きたい」というサインなのでそのこと自体は悪いことではありません。
一番大事なことは、スムーズに緩んでやる環境を作ってやることです。
症状は、緩もうとする身体の訴えなので、それを否定したり、止めることはあまり良くありません。
(もちろん、急激な痛みなどの場合は別です)

緩むためには、「気」が緩むことが大切です。
簡単に言えば、「ほっ」と一息付くということです。
症状に対して戦おうとすると、気が休まらないのでかえって逆効果の時もあります。
痛みが出たら、「ちょっと頑張りすぎていたな」、とか「食べ過ぎていたな」などと思って、痛い処に手を当てて「ご苦労さん」と言ってやるぐらいの気持ちだと緩みがスムーズに行われます。


温かくなったり、寒くなったりしながら春になっていくわけですが、温かくなると身体が緩む、寒くなると身体が緊張する、「緩み」と「緊張」を繰り返しながら、徐々に身体をほぐしながら春の身体になっていきます。

季節の変化とともに、身体の変化も楽しめるようになったら、より季節を深く味わうことができるかもしれませんね。


久々に本の紹介です。

整体の勉強をしていた時、「」というものが大事と知って色々な本を読んで研究していました。
その中でも、この「の確立」という本は、今までに図書館で3回も借りてしまったお気に入りの一冊です。

副題の中村天風と植芝盛平という人は、知る人ぞ知る、すごい方です。

中村天風は日本における自己啓発のさきがけの様な人で、「心が身体をうごかす」「心を積極的な方向へ導かなければ身体も積極的に動かない」といったことを言った方です。
植芝盛平は合気道を作った人で、いろいろな神懸かり的な強さの伝説が残っている人です。

そのお二人の弟子であった著者(藤平光一)が実際の体験、師匠との会話、思いで話などを交え、「」について多方面から説明をしています。

私がこの本を気に入っている理由は、著者の体験から出た言葉で書かれており、文章が面白いからです。
そして、「」を理論でなく、体験などで語っているので「」とは何かということが、より伝わってくるからです。

著者の藤平光一先生は「」についての理論も単純明快にまとまっている方で、説得力があります。
また、読み物としても面白く、偉人伝などが好きな方は楽しめると思われます。

また、「氣」の入門書としてもおすすめの一冊です。




プロフィール

tamon

Author:tamon
整体師首藤多聞の個人ブログ。
茨木市しゅとう整体非公式ブログ
一介の整体師として思っていることをつらつらと書いています
興味のあること、
野口整体、背骨、筋肉、心と身体の関係。
人間を理解するのに、身体というアプローチの方法がある事を教えてくれた整体の考え方に感謝、感激している毎日です。

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